チューブ容器の利点
クリームには、ジャータイプとチューブタイプがあります。
↓ジャータイプの容器
ジャータイプは、開けるたびに広い面積が空気に触れてしまうことに加え、
そのまま指で取ると、クリーム内の雑菌が繁殖する原因にもなります。
スパチュラ(スティック)で取るにしても、そのスパチュラが清潔に保たれていなければ意味がありません。
そのため、チューブタイプのクリームを使うことが、管理も簡単で、品質の劣化の心配も薄れるので、おすすめです。
今回は、チューブタイプの中でも、低刺激設計されている、肌にやさしいクリームをご紹介しています。
チューブタイプのオールインワンについてはこちら↓
チューブタイプのクリーム おすすめ商品
ケアセラAP フェイス&ボディクリーム(ロート製薬)
水、BG、グリセリン、セタノール、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、ワセリン、トリエチルヘキサノイン、ミネラルオイル、シア脂、PEG-60水添ヒマシ油、ペンチレングリコール、ラノリン、ジメチコン、ステアリン酸グリセリル、セラミド1*、セラミド2*、セラミド3*、セラミド6II*、セラミドEOS*、カプロオイルフィトスフィンゴシン*、カプロオイルスフィンゴシン*、ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン、コレステロール、ベヘン酸、塩化Na、塩化K、ピリドキシンHCl、セリン、オリゴペプチド-24、セテアレス-25、EDTA-2Na、カルボマー、TEA、ベヘニルアルコール、フェノキシエタノール *天然型セラミド
ロート製薬の「ケアセラクリーム」には、複数のヒト型セラミド(セラミド1,2,3,6,EOS)が配合されています。
ヒト型セラミドは、人間の体内の細胞間脂質が持つセラミドと最も近い構造を持ち、高い保湿力を持つ成分です。
単体より複数を配合した方が、より効果が高まると言われています。
ヒト型セラミドは原価の高い成分なので、プチプラでこれだけ配合されているのは企業努力を感じました。
ベース成分はBG・グリセリンと低刺激&無香料・弱酸性・敏感肌のパッチテスト済みで、敏感肌向けに作られています。
このクリームは現在店頭での販売はしておらず、ネットのみの取り扱いです。
(こんなにいい商品なのに…泣)
Amazonで2個セットを買うと、1個あたり約400円安くなります。
スンジョン インテンシブクリーム(エチュードハウス)
エチュードハウスの敏感肌向けライン「スンジョンシリーズ」から出ているクリームです。
弱酸性・10の無添加・アレルギーテスト・敏感性パネルテスト・ノンコメドジェニックテスト済みの商品です。
ツボクサから抽出されるマデカッソシド(炎症抑制効果)が配合されており、乾燥による肌ダメージを受けた肌をマイルドケアしてくれる鎮静系のシカクリームです。
ボラージクリーム(ちふれ)
抗炎症成分 グリチルレチン酸ステアリル 0.10% 油性エモリエント成分 ワセリン 10.00% 〃 トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.00% 〃 スクワラン 4.00% 〃 ベヘニルアルコール 3.75% 〃 ジメチコン 0.30% 〃 ステアロイル乳酸Na 0.30% 〃 大豆油 0.01% 保湿成分 BG 7.57% 〃 濃グリセリン 7.56% 〃 D−マンニット 0.50% 〃 水素添加大豆リン脂質 0.20% 〃 ヒアルロン酸ナトリウム(2) 0.02% 〃 グリシン 0.01% 〃 チョウジエキス 0.01% 〃 シソエキス(1) 適量 皮フ保護成分 ボラージオイル 3.00% 乳化剤 ペンタステアリン酸デカグリセリル 0.95% 〃 縮合リシノレイン酸デカグリセリル 0.21% 防腐剤 メチルパラベン 0.20% 〃 プロピルパラベン 0.10% 〃 フェノキシエタノール 適量 増粘剤 キサンタンガム 0.30% 製品の酸化防止剤 天然ビタミンE 0.01% 〃 リン酸アスコルビルMg 0.01% 安定化剤 無水エタノール 0.01% pH調整剤 クエン酸Na 適量 成分の酸化防止剤 BHT 適量 基剤 精製水 全量を100%とする
こちらは、全身に使えるクリームです。
肌あれ防止の有効成分である「グリチルレチン酸ステアリル」が入っている、医薬部外品となっています。
毎日使いよりは、乾燥やマスクでの肌荒れが気になった時に集中ケアとして使うのが良いかと思います。
無香料・無着色・弱酸性で敏感肌にフレンドリーなクリームです。
セラミエイド 薬用スキンクリーム(KOSE)
KOSEの「セラミエイドクリーム」は、顔・体どちらにも使える商品です。
無香料・無着色・パラベンフリー・アルコールフリーで、赤ちゃんにも使えるやさしい使用感の無添加処方となっています。
先ほどのちふれのクリーム同様、肌荒れ防止の有効成分である「グリチルレチン酸ステアリル」が配合されている、医薬部外品です。
あえて濃厚リッチなテクスチャーにすることで、肌にぴたっと密着浸透するようにしているため、クリームはかなりこっくりしています。
私はハンドクリームとしても重宝しています。
ドラッグストアではあまり見かけない商品なので、確実に入手したい場合はネットで購入するのがおすすめです。
スキンプロテクターAD(アクセーヌ)
皮膚科医との共同研究から生まれたアクセーヌからも、敏感肌向けのクリームが出ています。
アルコールフリーに加え、低刺激性・無香料・無着色・界面活性剤フリー・パラベンフリーの商品です。
精製ワセリンベースで、皮脂膜を補い、肌をすこやかに保ちます。
リッチモイスト スージングクリーム(クレアス)
「クレアス」は、以前の敏感肌向けの化粧水特集でも出てきましたが
韓国の皮膚科医が監修したドクターズコスメで、こだわりの成分から作られています。動物実験フリーも掲げており、環境にも配慮したブランドです。
こちらも敏感肌の保湿向けのクリームで、油分・水分バランスがとれた、年中使える仕様になっています。
スキンバランスクリーム(アヴェンヌ)
こちらも「敏感肌用」の表記のあるクリームです。
「アベンヌ温泉水」が配合されており、肌の熱さを抑え、なめらかに保ってくれます。
また、アベンヌ独自の密閉容器を採用することで、雑菌混入を防ぎ、使うたびに開けたてのフレッシュさを保ち、中身を守ります。
この独自密閉容器のおかげで、防腐剤0%を実現しており、敏感肌でも心地よく使うことができます。
防腐剤フリーの他にも、無香料/無着色/アルコールフリー/アレルギーテスト・パッチテスト・ノンコメドジェニックテスト済みで、敏感肌にやさしく作られています。
なめらかタイプと・超しっとりタイプの2種類が販売されています。
モイスチュアクリーム(NOV)
こちらも「敏感肌用」のNOVから出ているクリームです。
皮膚のバリア機能に着目されて作られており、バリア機能をサポートする細胞間脂質(セラミド3)・天然保湿因子(ベタイン)・皮脂(スクワラン)が配合されています。
肌荒れ予防成分としてグリチルリチン酸ステリアルも配合されており、すこやかな肌へ導いてくれます。
アルコールフリー・無香料・無着色・低刺激性、パッチテスト・アレルギーテスト済みの商品です。
中身の逆流を防ぎ、最後まで清潔に使えるクリーン容器設計も嬉しいポイントです。
トレリアン センシティブクリーム(ラロッシュポゼ)
ラロッシュポゼから出ているこのクリームも、生後3ヶ月から使える低刺激設計となっています。
ナイアシンアミド・セラミドを含むうるおい成分が70%以上も配合されていて、塗ってから48時間後も保湿効果が持続した、という測定結果が出ている商品です。
ミネラルやセレンが豊富に含まれている「ターマルウォーター」が配合されており、肌をやわらげ、肌本来のバリア機能をサポートしてくれます。
※雑談ですが、このターマルウォーターは、フランスのラロッシュポゼ村の湧き水だそうです。ラロッシュポゼって村の名前(地名)なんですね。
アミノモイスト モイストバリアクリーム(ミノン)
ミノンの「敏感肌・乾燥肌」ケアラインから出ている、夜のケアにおすすめの保湿クリームです。
乾燥による小じわを目立たなくすることが、効能評価試験で確認されています。
サイズは小さめのクリームなので、目元や口元など部分使い用にもおすすめです。
ミノンは、エイジングケアラインからもチューブタイプのクリームが出ています。
アンブリオリス モイスチャークリーム
1950年のパリで誕生し、今まで販売が続いている、人気のクリームです。
水分を補ってくれるアロエベラや、油分を保ってくれるシアバターが配合されています。
保湿クリームとしてだけではなく、下地クリームとしても使え、メイクのノリ&持ちを良くしてくれます。
パラベン・アルコールフリー、パッチテスト済みで敏感肌にもおすすめの商品です。
また、2020年からは東京限定のデザインパッケージの販売もあり、非常にかわいいです。
こちらは少量サイズでお安めに販売されています。(2021年7月時点、在庫はまだあるようです)
まとめ
今回はチューブタイプのクリームをご紹介しました。
さらに珍しいチューブタイプのオールインワンジェルについてはこちらでご紹介しています。
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