【要る?要らない?】乳液不要論をスキンケアオタクが語ってみた

敏感肌

こんにちは。
美容オタクのこむぎこ(@mugi_qs)です。

スキンケアのステップとして、「化粧水の後は乳液をつける」というのは一般的によく言われますが、一方で「脂性肌には乳液は要らない」、「クリームを使うなら乳液は要らない」という主張も耳にします。

今回は、乳液とは何か?から始まり、乳液の特徴・スキンケアとしての役割を紐解いていき、乳液はいるのか論争について語りたいと思います。

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そもそも乳液とは?

乳液は、最も簡単に言うと「多くの水分に少量の油分を混ぜた」スキンケアです。

具体的にある商品の成分表を見てみます↓

水が最も多く、次に多いグリセリン・BGも水性基材です。

スクワランが油分として入っており、この具体例からも乳液は多くの水分+少量の油分であることが分かっていただけると思います。

他のスキンケアでは、化粧水は「水分」、クリームは「油分」が主な構成要素で、そこに少量の美容成分が配合されています。

言ってみれば乳液は、化粧水とクリームのどちらの性質も持っているスキンケアです。

乳液は必要?不要?

さっそく結論部分ですが、この問いの答えは

「乳液は、”絶対に必要”でも”絶対に不要”でもない」、です。

はっきりしない答えですが、乳液については「この場合は必要だけど、この場合は要らない」という細かい場合分けがあるためです。

以下で詳しく解説します。

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脂性肌に乳液はいらない?

結論:セラミド配合&油分少なめの乳液が必要

脂性肌というのは、「油分を多めに分泌する肌」のことです。

そのため脂性肌の方はスキンケアで多くの油分をプラスする必要はなく、「肌に不足している水分をプラスしてあげる」ことが一番重要になります。

「なら、化粧水だけ使えば良いんじゃない??」という気がしてくると思うのですが、ここが大きな落とし穴です。

実は、化粧水だけでは保湿は十分に出来ません。

化粧水は、その90%が水からできていて、実はこの水は時間が経つと蒸発してしまいます。

では「化粧水は意味がないのか?」というと、そうではありません。

化粧水は90%の水の残りの数%の美容成分が重要な役割を果たしており、特に人の肌にも存在するセラミドは、肌を保湿する効果があります。

(美容成分には様々な種類があり、ビタミンC=抗酸化・トラネキサム酸=美白といったそれぞれの効果があり、セラミドは保湿に強いです。)

ただ、ここで強調したいのが肌に水分を与えてくれる「セラミドは、化粧水には多くの量入れられない」ことです。

これはセラミドは脂溶性なのが理由で、乳液やクリームの方が配合できる量が多くなります。

そのため、「肌に水分を与える」という観点から、セラミド配合の乳液・クリ―ムは大変良いのですが、脂性肌の場合は、クリームだと油分が多くべたついてしまうこともしばしば。

脂性肌は、セラミド配合で油分が少なめの、さっぱりとした乳液を使うのがおすすめです。

※成分表で、ミネラルオイルやスクワランといった油分の成分が後ろの方に書いてあるほど油分は少なめです。

ニキビ肌に乳液はいらない?

結論:ニキビ予防成分・セラミド配合の乳液が必要

ニキビができる原因には生活習慣・ストレス・ホルモンバランスの崩れに加え、古い角質や過剰な皮脂分泌も挙げられます。

古い角質や皮脂がたまると、毛穴が詰まってしまい、ニキビができやすい環境になるためです。

通常、肌は「ターンオーバー」という機能が働いていて、古くなって要らなくなった角質は剥がれ落ちていきます。

しかし、肌の水分と油分のバランスが崩れると、このターンオーバー機能が狂い、古い角質がなかなか新しく生まれ変わりません。

ニキビ肌の方は、脂性肌の方と似ており、油分が多めの方向に傾いているので、「水分をプラスしてあげる」ことが必要です。

(ここからは、脂性肌に乳液は必要?と同じ説明になります。)

それに加え、肌荒れを防止する有効成分として

  • グリチルリチン酸2K
  • アラントイン

が配合されているもの、さらにはニキビができにくい処方としてノンコメドジェニックテストがされている商品がおすすめです。

敏感肌に乳液は合わない?

こちらについては、別記事で紹介していますが、簡単にご紹介すると

水分ベースが低刺激なBG・グリセリンの商品を選ぶのがおすすめ」です。

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クリームを使っていれば、乳液は不要?

これについても絶対的な答えはありませんが

乳液・クリ―ムのどちらかで保湿が足りているのなら無理に足す必要はないかと思います。

特に敏感肌の場合は、アイテム数が増えれば増えるほど肌が揺らぎやすくなってしまうので、

化粧水→美容液→乳液orクリ―ム、で十分かと思います。

ただ、それで乾燥がひどい場合は乳液とクリームどちらも使ってあげてもいいと思います。

まとめ

長くなってしまいましたが、肌質によって上手く乳液と付き合えればと思います。

また乳液が一つ合わなかったからと言って全部合わないわけではないので、

無理のない範囲で自分に合うものを見つけていっていただければと思います!

Twitterでは詳しく商品のレビューもしているので、ぜひのぞいてみて下さい。

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