こんにちは。
美容オタクのこむぎこ(@mugi_qs)です。
今回は、敏感肌におすすめの自宅で使えるピーリングアイテムをご紹介します。

敏感肌だからピーリングは要らない!と決めつけていたのですが、正しく活用すれば肌の調子を上げてくれました。
ただ、やはり刺激の問題で「ピーリング全般おすすめだよ!」とは手放しに言えないので、
今回は成分などの選び方をお話ししていければと思います。
ピーリングとは=角質ケア
肌は新陳代謝によって古くなった部分は自然に剥がれ、それに代わる新たな細胞が生み出されていきます。
ただ、ストレス・乾燥・老化等が原因で、要らなくなった細胞が剥がれにくくなり、代謝が本来のペースを失うことで、肌のバリア機能が低下することがあります。
ピーリングは代謝の悪くなった角質層の結合を緩めて剥がし、肌をバリア機能が高い状態に保ってくれます。
※バリア機能というのは肌に本来備わっている機能で、外的な刺激から肌を守ってくれます。
敏感肌のピーリングの選び方
ピーリングでは、不要とはいえ角質を剥がすため、他の化粧水や美容液といった与えるケアとは違い、言ってしまえば”肌から奪うケア”です。
そのため、敏感肌は肌を傷つけないよう他のアイテムに比べてより一層慎重になる必要があります。
製品のタイプ
ピーリングは、その角質を剥がすという性質上、成分による刺激は避けられませんが、製品の使用タイプにより刺激を小さくすることが可能です。
肌をこすることで摩擦という刺激が加わってしまうので、ふき取りタイプのピーリングは敏感肌は避けたいところです。
※マッサージが必要なものも刺激が高まります。
洗い流すorそのままつけておけるタイプがおすすめです。
おすすめのピーリング成分
ピーリング成分には、大きく分けて三種類があり、刺激が小さい順に
(刺激小)PHA<AHA<BHA(刺激大)、と分けられます。
- PHA(ポリヒドロキシ酸)
→グルコノラクトン
次世代ピーリング成分ともいわれ、AHA同様の効果がありますが
肌への刺激がさらにマイルドです。 - AHA(アルファヒドロキシ酸)
→グリコール酸、乳酸、マンデル酸、クエン酸等
AHAはフルーツに含まれる成分なので、フルーツ酸とも言います - BHA(ベータハイドロキシ酸)
→サリチル酸
AHA(フルーツ酸)は、BHAよりマイルドなピーリング成分ですが、その中でも分子量が小さいほど肌の奥へすばやく浸透していき、刺激が大きくなります。
グリコール酸はAHAの中で分子量が1番小さい→その分刺激は大きいので、敏感肌にはあまりおすすめできません。
したがって、敏感肌はPHAもしくはAHAの中では乳酸・マンデル酸がおすすめです!

ちなみに私は、サリチル酸入りの化粧品を使ったところ
肌に赤いぷつぷつが即出てしまったのでやはり刺激が強いものなのだと実感しました。
使い方
今回紹介するピーリングアイテムは、洗い流しやそのまま塗る美容液タイプで、それぞれ後程使い方を説明しますが、
全部に共通するのが「他のアイテムはシンプルケアにする」ということです。
ピーリングは攻めのスキンケアなので、後は守りのアイテムを使ってあげてください。
✖高濃度ピュアビタミンCやレチノールとの併用
おすすめは保湿特化のクリームや、シカなどの鎮静系です。
使うタイミング
基本的には夜がベストです。
ピーリング後の肌は少し敏感になっているので、なるべくすぐに紫外線に晒される朝には使わない方が良いかなと思います。
朝に使えると書いてある製品であれば、日焼け止めはしっかりと塗ってあげてください!
使用頻度
ピーリングは肌がつるんとなって効果も感じやすいので、毎日使ったらもっと肌が綺麗になるのでは?という誘惑にかられますが、そこはグッとこらえて、必ず商品に書いてある使用頻度を守りましょう!
個人的には、敏感肌は商品の推奨頻度より気持ち少なめに使用するのが良いかと思います。
敏感肌におすすめのピーリング
スーパー毛穴ピールセラム(ドクターシーラボ)

水、マンデル酸、BG、グリセリン、水酸化K、ナイアシンアミド、グレープフルーツ果実エキス、乳酸、セラミドNG、ツボクサ葉エキス、リン酸アスコルビルMg、アルギニン、ジグリセリン、フィトステロールズ、キサンタンガム、水添レシチン、ポリソルベート20、ペンテト酸5Na、クエン酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール、オレンジ果皮油
ドクターシーラボから出ている、マイルドなマンデル酸・乳酸・クエン酸(AHA)が配合されたピーリングです。

べスコスに選んだくらい大のお気に入りです!
美容液タイプなので、化粧水の後に塗るだけで、洗い流しは不要です。
無香料・無着色・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリーで敏感肌に配慮されています。
ベース成分もBG・グリセリンと低刺激で、ナイアシンアミド・ヒト型セラミドまで配合されているので、保湿ケアによりピーリングで肌が乾燥するのを作りになっています。
毛穴の黒ずみ・詰まり・角栓・肌荒れ・きめの乱れ・くすみ・ざらつき・凹凸といった様々な悩みに1本でアプローチしてくれる、優秀すぎる商品です。
使用頻度は週2~3回が目安で、3か月ほどもつのでコスパも良いです。
マンデリックセラム(Dr.Wu)

水、PG、マンデル酸、BG、TEA、β-グルカン、ナギイカダ根エキス、パンテノール、ツボクサエキス、ヒアルロン酸Na、加水分解酵母タンパク、EDTA-2Na、グリチルリチン酸K、トウキンセンカ花エキス、アラントイン、グリチルリチン酸アンモニウム、マロニエエキス
台湾発のドクターズコスメブランド「Dr.Wu」のピーリング美容液です。
皮膚科医が「敏感肌でも使える安心して使えるスキンケア」をコンセプトにし、香料&着色無添加・アルコールフリー・パラベンフリーといった開発基準を設けています。
こちらもマイルドなピーリング成分の「マンデル酸」が使われています。
マンデル酸は分子量が大きくゆっくりと浸透するため、肌に炎症を起こしにくいですが、ターンオーバーを促進する効果は大きい成分です。
5mlの少量サイズからお試しできるのが、大容量は合うか分からず手を出しにくい敏感肌には嬉しいポイントです。
夜のみの使用で、洗顔後すぐに使うこともできますが、敏感肌は化粧水後の使用がおすすめされています。
※マイルドとはいえマンデル酸18%の高濃度なので、化粧水・クリームは低刺激のものを合わせる必要があり、レチノール等は同時に使用するのを控える必要があります。
乳酸5%+HA2%(the ordinary)

カナダ発のブランド「the ordinary」の商品です。
the ordinaryは他にも、「血みどろピーリング」と呼ばれるAHA30%や、グリコール酸のピーリング(ふき取りタイプ)を出しています。
ですが、これらの商品は普通肌にもかなり刺激が強いものになっています。
そこで敏感肌におすすめできるのは、the ordinaryシリーズ中一番マイルドな「乳酸5%」です。
洗顔後の乾いた肌に塗り、数分置いて次のスキンケアに移行するタイプです。
10%タイプも販売されていますが、初めはよりマイルドな5%で様子を見るのがいいかと思います。
1000円を切るプチプラで成分にもこだわっている商品です。
国内の取り扱いはなく、正規の販売店としてはlook fantasticでお取り寄せができます。
→人気のラグジュアリーブランドがお得に買える【lookfantastic】
インビジブル ピーリングブースター(CNP)

韓国の皮膚科がプロデュースしているドクターズコスメブランド「CNP(チャアンドパク)」のピーリングです。
次世代ピーリング成分「PHA」の一種であるグルコノラクトンが配合されたマイルドな商品で、化粧水の前のブースターとして使用します。
アラントイン成分も配合され、肌を守りながらマイルドにピーリング効果を感じられます。
こちらは週に7日間、毎日使えるタイプです。
※刺激を感じたり、肌が揺らいでいるときは無理に毎日使わず、一旦使用を停止して下さい。
ミルクピールプログラム(ドクターシーラボ)

水、グリセリン、BG、PEG-75、ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン、グルコノラクトン、PPG-24グリセレス-24、プロパンジオール、バチルス発酵物、ポリグルタミン酸、乳酸、ハベルレアロドペンシス葉エキス、ビート根エキス、酵母エキス、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、ナイアシンアミド、グリチルリチン酸2K、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、セラミドNP、エチルヘキサン酸セチル、エチルヘキシルグリセリン、ペンチレングリコール、1,2-ヘキサンジオール、DPG、PG、フェニルトリメチコン、トリエチルヘキサノイン、ポリアクリレートクロスポリマー-6、キサンタンガム、カルボマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、PEG-50水添ヒマシ油、オレイン酸ソルビタン、ポリソルベート20、PPG-6デシルテトラデセス-30、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、クエン酸、水酸化K、フェノキシエタノールもっと見る
こちらもドクターシーラボの商品ですが、最初にご紹介したマンデル酸とは異なり、PHA(次世代ピーリング成分)が入ったタイプです。
ミルクピール「プログラム」という名前の通り、シリーズの1→2→3と1本使い切るごとにステップアップして使用するのがおすすめです。
肌荒れを防いでくれるグリチルリチン酸や、肌を整えてくれるナイアシンアミドも配合されています。
マンデル酸よりさらにマイルドなので、1日1回使用できます。

効果はいつから分かる?
私の場合は、翌朝すぐに分かりました!
余分な角質がケアされたことでくすみが気にならなくなり、顔が明るい印象になり肌が綺麗に見えます。
他のスキンケアより実感があるのがピーリングの特徴かなと思います。
まとめ
今回は、敏感肌でも使えるピーリングについてご紹介しました。
敏感肌へのおすすめ洗顔料はこちらの記事でご紹介しています↓
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